夕張の小さな旅 








  1. 滝の上から真谷地まで

  2. 清綾町からシューパロ方面へ

  3. 平和公園付近から本町まで

  4. 石炭歴史村から花とシネマのドリームランド







  国道274号線を辿り、夕張方面へ。
  そして滝之上到着。

  滝上公園  千鳥ヶ滝

  橋から見下ろす千鳥ヶ滝の絶景。
  ここから円空が修行に訪れた山も見える。
  秋になれば紅葉がとても美しい所だ。
            





  滝之上水力発電所

  北海道炭礦汽船株式会社(略称北炭)
  が大正13年に建設。
  現在も北海道企業局の水力発電として
  稼動している。
  レンガのモダンなつくり。




  紅葉山を一旦通過

  とても目につくこの建物。
  実はソバ屋だった。
  一旦夕張市市内方面へ曲がらず
  に274号線をそのまま行くと楓だ。
  





  北炭楓鉱発電所

  大正2年に作られた北炭の発電所。昭和62年の真谷地炭鉱閉山まで使用された。
  後に建物は「石炭ガラス工芸館」として第2の人生を送るが平成6年であえなく閉館。
  古く荒々しいレンガ積みの壁面がステンドグラス風の窓とマッチしてきれい。




  楓炭山橋
  炭坑の町で「炭山」はおなじみの名前。
  上方には炭坑施設の遺品が。

  次は楓駅へ。






  楓駅
  一日一往復という珍しい駅で鉄道ファンの人々の間では有名な駅らしい。
  一日どれ位の利用客がいるのだろうか。もちろん撮影している間は誰も来なかった。
  とても清潔で見晴しもいいので少し休むのにはちょうどいいかも。
  しかし一つ、トイレは使えない。外に面していて、半ばスケルトン状態だ。
  あ、でも、誰も来ないからいいのか。





  石勝線は、千歳から新得駅まで結んでいる。青い空とどこまでもまっすぐ続く線路を眺めているのが
  こんなに気持ちいいことか。
  はじめてみたレールの終わり。

  夕張方面へ戻り、次は真谷地、道道750号線へ。
  







  北炭真谷地炭鉱

  雨あがりに撮影。まわりにたちこめている空気は静かで清らかで、この建物はその中に淡々と存在していた。
  壁の色や質感をみるとまるで水彩画のよう。
  写真館に写真あり

  北炭の歴史
  北海道炭礦鉄道(北炭の前身)を1989年に設立。
  1896年には出炭量が北海道の94パーセントを占めた。北海道炭鉱18山を有し1950年中頃まで
  繁栄するも石炭産業が斜陽化し、1995年倒産。
  翌年、北炭グループ最後の炭鉱だった空知炭鉱が閉山し、100年の歴史を閉じた。





  選炭所とホッパー跡

  手前の道は北炭真谷地炭鉱
  専用線鉄道跡。
  昭和62年の閉山まで
  使用された。






  北炭真谷地炭坑事務所

  昭和62年の北炭真谷地炭坑の閉山まで使用されていた総合事務所。
  今は民間企業が倉庫として使用している。



清綾町へ



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